シンプルなデザインでも製作時に注意しておきたい解像度
店が大通りから一本裏通りに入った人通りと車通りが少ない場所に
位置していて、目立ちにくいという場合に重宝するのがのぼり旗です。
のぼり旗は、風の影響ではためくことから通常の看板よりも目立ちやすく
活気があるように見えるという特徴があります。
しかし、お店の名前やセールスポイントを印刷しただけののぼり旗では
効果を最大限発揮することは難しいと言えます。
効率的に集客効果を上げるには、のぼり旗を印刷する際に
解像度などに気を配ることで、より良い物を仕上げることができます。
のぼり旗は、通常の印紙などに印刷する場合と比較すると
非常に大きなサイズになります。
こうした大きなサイズで出力するには、予め解像度の高いデザインで
設計しておかなければなりません。
通常の印紙などと同じサイズで設計してしまうと、旗に印刷した際に
モザイク状になってしまうので、デザインがわからなくなってしまいます。
気持ち的に、大き過ぎるというほどの余裕を持って設計するのが適しています。
のぼり旗の製作時には、オリジナルでの製作をするか既製品のぼり旗を注文するかを
考えることができます。
既製品のぼり旗を注文する場合、気に入ったデザインさえ見つかれば
すぐに納品されますが、オリジナルにする場合はそのデザイン次第で
製作にかかるまでに時間がかかる場合もあります。
そのため、ある程度のデザインが決まった時点で一度業者に相談してみることで
納期に間に合わずバタバタすることのないよう、スムーズな段取りが組めます。
オリジナルののぼり旗は目に留まりやすい
のぼり旗は商品のPRができるだけでなく、そこにあるお店の目印としての効果もあります。
看板の役割もするので、使う色や入れる文言を工夫することで
さまざまな使い方ができる便利なものです。
のぼり旗は既存デザインのものでも、お店のイメージや扱っている
商品に沿っていれば手軽に使えます。
近年は種類も豊富になっているので、既存のものでも使い分けることによって
メリハリも出せます。しかし、どこでも同じになってしまうのがデメリットです。
他店との差をつけるなら、やはり自社のこだわりで作った
オリジナルデザインが一番ではないでしょうか。
特に他にはない商品をアピールする場合には、
のぼり旗もオリジナルで作ることをおすすめします。
オリジナルデザインにするには、のぼり旗を作る会社と打ち合わせが必要ですが、
メールでやりとりでできるところが多いので時間を取りません。
オリジナルだと入れる言葉も自由にできますが、イラストや写真など
こだわりのデザインを入れられるのもメリットです。
店舗の外観に色を合わせたり、店や会社のイメージカラーで作れば
さらにオリジナル感が強まります。
始めから全部案を出してくれる場合もありますが、発注者が
ラフで描いたデザインからデータ化してもらえる場合もあります。
どんな物を作るか方向性を伝えることで、そこから他にはないのぼり旗が完成します。
新商品のPRやサービスの紹介など、オリジナルののぼり旗で他者と差をつけましょう。